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すぱねの話。

配信は明日(木)までご覧いただけます。引き続きお楽しみください。 ※アーカイブは無料ですが、お心付け(投げ銭)をいただけると助かります。  お店とシェアさせていただきます。https://clipper.live/


さて、MCで方言の下りがあったのですが、 後でしゃべるから待ってて、と言ったもののすっかり話忘れていた「すぱね」の話。 「すぱね」とは雨の日に足(ふくらはぎやももの裏)にはねた泥のことです。 北海道や東北で使われる方言で、「あや、すぱね上がってらよ。」と言われたりするのです。「あらら、後ろに泥がついちゃってるよ。」という風に。


で、私が観音崎すみれを尊敬する理由のひとつはこの「すぱね」を歌詞にしていることなんです。日本でこの現象を歌詞にしているのはこの人だけなんじゃないかなと思っています。若者がハネをつけるほど楽しそうに駆けていく様を見事に表現していて「あ、これすぱねだ。」と気づいた時は胸が痒くなりました。

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こっそりうわばきのまま教室抜け出す


後ろにハネが水玉つけた裏道


(「愛しのハピィデイズ」より抜粋。作詞作曲は吉田美和。)

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他にも彼女の描く風景描写は素晴らしいものがあります。 心情だけでなく、モノや風景そのものを言葉で歌えるようになりたいなといつも思っています。




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THE UNIVERSEまたもや

ややっ!またもや読んでいただきました。恐縮です。ありがとうございます。 CESARE PICCOほんと良くて。ご本人は大貫さんがお好きなこと知っていらっしゃるのでしょうか。

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